2月26日に発表されたINSEE統計によると、2024年における民間部門の平均賃金は、女性の方が男性よりも21.8%低かった。年間所得で比べると、男性が2万8220ユーロ、女性が2万2060ユーロとなる。格差は前年比で0.4ポイント縮まったが、格差縮小のペースは2019-23年の平均である0.9ポイントから鈍化した。
男女の賃金格差は、パートタイム労働が多いなど、女性の労働時間が少ないことにも由来している。2024年における女性の年間労働時間は、男性より9.1%短かった。ただし、フルタイム換算で比較しても、男女の賃金格差は14%とかなり大きい。格差は年齢に応じて拡大してゆき、フルタイム換算では、25歳未満の層では3.2%だが、60歳以上の層では24.1%に広がる。
賃金の格差は、職業や職種に男女で偏りがあり、女性が比較的に賃金の低い職業・職種に多く就いていることも要因となっている。2024年において、給与額上位1%のポストに女性が占める割合は24%にとどまった。同じ雇用主のもとで同じ職に就いている人を比較すると、男女間には3.6%の賃金格差が残っている。