モロッコ:スペインと協力合意14件に調印

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モロッコとスペインの両国政府はマドリッドで12月4日、アハヌッシュ首相とサンチェス首相が座長を務める第13回ハイレベル会合を開催し、両国間協力を強化すべく政治対話を深めていく意向を確認した。両国はこの機会に、DX、公共行政の近代化、社会保障、教育、文化、スポーツ、自然災害防止、農業・漁業などの分野における14の協力合意に調印した。アハヌッシュ首相は、両国が力を合わせて統合型エネルギー回廊(電力およびグリーン水素)と、大西洋と地中海を結ぶ物流回廊を作り上げていくための、新たなパートナーシップの大筋を示した。また、両国企業がお互いのネットワーク、ファイナンス、専門知識・経験を持ち寄って西アフリカに共同で投資する展望も示した。サンチェス首相は、スペインとモロッコがポルトガルと共同開催する2030年のサッカーW杯に関連する経済・文化・社会面での機会を強調し、両国企業による共同プロジェクト実施の可能性に言及した。
モロッコとスペインの関係は西サハラを巡って一時は緊張していたが、スペインが2022年にモロッコの提案する西サハラ自治案への支持を表明して以来、大きく改善した。スペインはモロッコにとって最大の貿易相手国であり、両国間貿易は2024年に240億ユーロを超えて過去最高となった。
AFP、L’Economiste 2025年12月4日