法定最低賃金(SMIC)、10月1日付で引き上げか

ルメール経済相は6日のテレビインタビューの機会に、法定最低賃金(SMIC)が10月1日付で引き上げられる可能性があると言明した。8月のインフレ率の確定値次第で決定する。
SMICは毎年1月1日付で改定される。最低限でインフレ率(所得水準で下位20%の世帯のバスケットを基準とする率を採用)並みの引き上げが保障されている。インフレ率は11月のものが基準となるが、年次改定以外に、基準となったインフレ率よりも2ポイント高い水準までインフレ率が上昇した場合には、自動的にインフレ率並みの追加改定がなされる規定になっている。昨年11月のインフレ率は0%近くの水準だったが、現在は1.9%まで上昇しており、8月のインフレ率確定値によっては、この自動改定の規定が適用されることになる。適用の場合は、10月1日付で、月額SMICが1554ユーロから1585ユーロへ引き上げられることになる。
これらの改定とは別に、政府には随時、SMICの追加引き上げを決める権限があるが、経済相はその可能性については否定した。SMICの引き上げは、大統領選挙においても争点の一つになるとみられ、左翼系の候補らは大幅な引き上げを要求している。