次期大統領選:EELVではジャド欧州議員が有力に、モントブール氏も出馬表明

大統領選の候補者選びで、環境政党EELVは9月末までに予備選を通じて公認候補を決める。ルパリジャン紙などの依頼で行われた世論調査によると、ジャド欧州議員が47%の支持を受けており、他を大きく引き離している。EELVの党員党友に限ると支持率は69%に上る。以下、ルソー氏(女性)が18%(党員党友では11%)、バト元環境相(女性)が16%(同8%)で続き、一時は有力視されたグルノーブル市のピオル市長は、支持率11%(同7%)と低迷している。EELVは5日に初のテレビ討論を開き、5候補が参加した。
同じ調査では、ジャド欧州議員は左派勢力全体の中でも支持率が10%でトップに立った。以下、社会党のイダルゴ氏(パリ市長)が9%で続き、これまでのトップだった「不服従のフランス(LFI)」のメランション下院議員は8-8.5%で3位に後退した。ただし、EELVの予備選でジャド氏がすんなり公認指名を得られるとは限らず、また、いずれも引かない構えの候補者乱立という様相の中で、左派陣営が共倒れになる可能性も強まっている。4日には、元社会党のモントブール元経済相も出馬意志を表明。持論である国内の製造業の振興を柱に、マクロン政権に置き去りにされている周縁層の国民の擁護者になると抱負を語った。モントブール氏の支持率は今のところ2-5%程度に過ぎない。