ダティ元法相に収賄などの容疑で予審開始通告

ダティ元法相(共和党)が収賄などの容疑で予審開始通告を受けていたことがわかった。27日に報じられた。
ダティ元法相は現在、パリ市7区の区長を務めている。ダティ氏は欧州議員を務めていた当時、2010年から2012年にかけて、弁護士としての資格で、ルノー日産アライアンスのオランダ本社との間でコンサルティング契約を結び、合計で90万ユーロの報酬を受け取っていたとされる。この件は、ゴーン時代の一連の疑惑の捜査の中で追及の対象となった。当局は、これが、ロビー活動の報酬授受を隠蔽する隠れ蓑だった疑いがあるとみており、2度目の事情聴取を経て、22日に予審開始を通告したという。予審は、担当の予審判事が起訴の是非を決めるために行う裁判上の手続き。
ダティ元法相は28日付のルパリジャン紙とのインタビューの中で、報酬は内実のある役務提供の対価であり、ロビー活動とは一切無縁で、違法性はまったくないとする主張を展開。予審通告に至ったのは、自身の政治的な活動を妨害するという何者かの意図が背後にあるとも主張し、大統領候補を選ぶ公選に出馬する意欲を再確認した。