失業者数、4-6月期に減少

27日発表の雇用省統計によると、失業者数(マヨット除く)は4-6月期に348万人となり、前の期比で1.3%、数にして5万600人減少した。当該期に一定の就労実績のある求職者も含めた失業者総数は598万人となり、こちらは0.5%の減少を記録した。危機前の水準には回復していないものの、全体として雇用情勢は改善傾向を示している。
前年同期と比較すると、失業者数は14.8%の減少を記録した。ただし、危機前の水準(2019年10-12月期)と比べると、失業者数は20万800人多い水準に留まっている。
他方、1ヵ月超の新規採用(派遣除く)は、4-6月期に16.9%増の220万人強を記録。過去最高の水準に達した。
企業の事業は、危機前より4-5%程度低い水準にまだ留まっているが、それでも雇用情勢が良好に推移しているのは、政府による支援策の効果と考えられる。失業者数が低めであることから見て、一時帰休制度の利用はまだ多いものと考えられるが、支援の段階的な削減は進んでおり、7月からは、一時帰休者の収入保障は70%から60%へと削減された。今後は、デルタ株の感染拡大がどのような影響を及ぼすかが懸念材料となる。