東京五輪:フランス初の金メダルは補欠から昇格した選手

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト欧州レポート

開催中の東京五輪で7月25日、フランス人選手が初の金メダルを獲得した。フェンシング男子エペ個人でロマン・カノーヌが優勝した。カノーヌは24才。米国でトレーニングを積み、今回の五輪では代表の補欠選手だったが、ドーピング検査で陽性となった選手に代わる形で五輪出場を6月になり決めた。国際大会での入賞は本人にとってこれが初めて。また、エペでフランス人選手が五輪優勝を果たすのは1992年のスレキ以来、フェンシング個人種目での金メダルも2004年のギュイヤール以来と、久しぶりの快挙を成し遂げた。
フランス人選手では、同日に柔道女子52kg級でアマンディーヌ・ビュシャールが銀メダルを獲得した。阿部詩に敗れて金メダルを逃した。