政府、5G活用に7億3500万ユーロを拠出へ

政府は6日、5G利用の活性化を目的とするプランを発表した。工業部門企業や輸送、農業、医療・健康といった分野での利用を振興する目的で、2025年までに総額で7億3500万ユーロの公的資金を投入する。この資金は、「未来のための投資(PIA 4)」プログラムと復興プランの枠内で投入され、うち4億8000万ユーロは2022年末までに、複数の優先プロジェクト向けに支出される。既に21件のプロジェクトが選定されている。民間投資と合算して、2025年までに合計で17億ユーロの投資実現を目指す。
資金の半額は、フランス及び欧州の通信機器メーカー向けに、「ソブリン5Gネットワーク」の構築を目的として振り向けられる。将来の通信技術のための研究開発の強化と、国内の人的資源育成のためのトレーニングにも充当される。政府はこのプランにより、2025年までに2万人の雇用創出が実現し、国内において150億ユーロの収入達成が実現すると期待している。
オー・デジタル閣外相はこの機会に、26GHz帯の周波数の入札を現政府の任期中(2022年5月まで)には開始しないと約束。一部の周波数帯を企業のプライベートネットワーク向けに割り当てる可能性に含みを残した。