イケア・フランス、従業員監視問題で有罪判決

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

ベルサイユ地裁は15日、従業員の個人情報を違法に取得していた件で、イケア・フランスに100万ユーロの罰金刑を言い渡した。1996年から2009年までイケア・フランスの社長を務めたバイヨ被告人には、執行猶予付き禁固2年の有罪判決と5万ユーロの罰金刑を言い渡した。このほか、同社で2002年から2012年までセキュリティ責任者を務めたパリス被告人は執行猶予付き禁固18ヵ月と1万ユーロの罰金刑を言い渡された。元財務部長(2009-14年)のリシェール被告人は執行猶予付き禁固18ヵ月と1万ユーロの罰金刑を言い渡された。2010年から2015年まで社長を務めたバノベルベク被告人は無罪判決を得た。
この事件は、2012年に調査報道から明るみに出て、当局が捜査に乗り出した。イケア・フランスは2002年以来、探偵事務所の協力を得て警察の情報ファイルに違法にアクセスするなどして、従業員の犯罪歴や資産状況、生活水準などの情報を収集していたとして起訴された。全体で15人(法人・自然人とも)が、職業上の秘密の漏洩、違法な個人情報の収集と公表などの一連の容疑で起訴された。イケア・フランスは、15日の時点で控訴の是非について明らかにしていない。