12-17才もワクチン接種が可能に

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

新型コロナウイルスのワクチン接種の対象者が12-17才の未成年者に拡大された。6月15日に開始された。
政府は、接種率の引き上げをにらんで、対象者の裾野を広げることを決めた。この年齢層には、ファイザー・ビオンテック社製のワクチンのみが認可されており、このワクチンが接種に用いられる。原則として、両親の一方の健康保険証か加入証明書を携行すれば、未成年者が一人でもワクチンの接種ができるが、両親の同伴が推奨される。また、両親それぞれが署名する同意書(https://solidarites-sante.gouv.fr/IMG/pdf/annexe_1_-_autorisation_parentale_vaccin_covid-19.pdf)を提出しなければならない。別居等の事情で両親の署名が揃わない場合には、一方の親が全員の同意が得られている旨を宣誓しなければならない(同じ書式に記入場所がある)。16-17才で、健康上のリスクがある者の場合は、一方の親の同意のみで接種が認められる。接種会場において、医療関係者による個別の面談が行われ、口頭でリスク等の説明が本人に対して行われ、本人の意志を確認した上で接種が行われる。