木造の仮設グランパレがオープン

エッフェル塔に隣接するシャンドマルス公園内に、木造の仮設グランパレがオープンする。6月12日に最初のイベントが開催される。
グランパレの本体は保修のため閉鎖され、代わって仮設グランパレがイベント会場として用いられる。2024年まで運用される。
仮設グランパレは木造建築で、上から見ると十字架の形をしている。建築家のジャンミシェル・ビルモット氏が設計。全高は20メートル、内部の広さは1万平方メートルで、収容人数は8000人(9000人に拡張可能)。
昨年9月に着工し、8ヵ月間で完成した。プレハブ工法で、アルザス地方のマティス社が1500立方メートルの材木を加工、現場で組立作業が行われた。同社の契約額は500万ユーロで、解体は別契約(100万ユーロ)にて同社が請け負う。
2024年のパリ五輪中に仮設グランパレは柔道の会場となり、終了後に解体される。仮設グランパレの施主はGLイベント(イベント開催)で、施設をグランパレ(国営組織)に貸し出す形で運営する。解体後の所有権もGLイベントに残り、同社はこれを組み立て直して新たな顧客に提供する計画。十字架型の4つの翼と中央の交差部分のそれぞれを別個に組み立てられるモジュール式を採用しており、再利用時の融通性は高い。