アフリカ:チャリオット、AEMP買収で鉱山向けクリーン電力供給事業に参入

英チャリオット・オイル&ガスは、アフリカの鉱業部門向けに再生可能エネルギーとハイブリッド・エネルギーのソリューションを開発するアフリカ・エナジー・マネージメント・プラットフォーム(AEMP)の買収を完了した。今年3月に発表された合意に基づき、チャリオットは自社株で116万ドル、現金で9万ドルを支払った。
チャリオットは新事業担当部門として新たにチャリオット・トランジショナル・パワーを設置。アフリカ20ヵ国の鉱山で合計設置容量1GW相当の太陽エネルギーおよびハイブリッド・プロジェクトを管理することになる。AEMPは仏トタルが30%を保有する再生可能エネルギー事業者のトタル・エレンと戦略的パートナーシップを組んで、アフリカの鉱山にクリーンで持続可能な、より競争力の高いエネルギーを供給する事業を推進している。
アフリカでは鉱業部門は電力消費が最も多い部門の一つだが、鉱山が国内送電網に接続されていないなどの理由により、その電力需要を満たすのが困難なことが多い。チャリオットはこの市場を未開拓で巨大な市場と見据え、ガスと再生可能エネルギーを通じたソリューションの提供を目指す。
チャリオットはモロッコ沖の海洋鉱区「アンショワ(Anchois)」で生産される天然ガスを通じて、モロッコ国内の電力需要のほとんどを満たす可能性がある。天然ガスを利用してアフリカにおけるエネルギー移行のリーダー企業の一つとなることを目指す。
Agence Ecofin 2021年6月1日