下院補欠選決選投票:いずれの選挙区も無風

6日に4つの選挙区で下院補欠選挙の決選投票の投開票が行われた。第1回投票の結果がそのまま追認され、波乱はなく、改選前と比べて変化はなかった。
北部パドカレー県から立候補したブルギニョン自立担当相は、62%の得票率で、極右RNのブルジョワ候補を下して当選した。この地方の有力者であるベルトラン氏(オードフランス地域圏議長)が第1回投票後に「極右阻止」を呼びかけたことにも助けられた。ブルギニョン氏は閣僚職に留まる予定(フランスでは議員と閣僚の兼務が禁止されている)で、補充議員であるルクレール氏が下院議員に就任する。
パリ20区の選挙区では、社会党のエルアラージュ候補が得票率56.6%で、左翼政党「不服従のフランス(LFI)」のシモネ候補を破って当選した。ただし、この選挙区では、他の候補者の不正を理由とする取り消し請求が別途なされており、取り消しが決まる可能性は残る。
オワーズ県の選挙区では、ダッソー一族(戦闘機など製造のダッソー・アビエーションを創業・所有の一族)のオリビエ・ダッソー議員死去を受けて、同一族のビクトール・アベール氏が共和党から立候補し、80.4%の得票率で、極右RNの候補を下して当選した。
アンドルエロワール県の選挙区では、中道政党UDIのメタディエ候補が62.9%の得票率で、社会党候補を破り当選した。メタディエ候補には、マクロン大統領のLREM党も支持を与えていた。