新型コロナウイルスワクチン接種、15日より12-17才も対象に

マクロン大統領は2日、15日(火)より12-17才を対象とする新型コロナウイルスワクチンの接種を開始すると発表した。全国民の接種率引き上げを目指して対象者を未成年者に拡大する。
16才以上の未成年者については、リスクが高い人等を対象に限定した接種が既に始まっている。先頃、欧州当局は12-15才へのファイザー・ビオンテック社製ワクチンの接種を認める決定を下しており、仏政府もこれを踏まえて接種の開始を決めた。フランスでは、6月半ばに1回以上接種済みの人が3000万人を超える見込みで、これは全人口の半分に相当する。成人人口50%(全人口の39%)は既に達成されており(2600万人に相当)、集団免疫の形成に必要な接種率の最低限を確保する目的から、未成年者に対象を広げることにした。12-17才の未成年者は全部で600万人程度に相当する。未成年者の接種に当たっては保護者の承諾を必要とするなどの条件も設けられる。
ファイザー・ビオンテックのワクチンについては、若年層に稀な心臓疾患を併発するリスクがあるとするイスラエルの報告もある。ただし、100万人に1人という頻度であり、死亡例も出ていないことから、仏当局機関HASも、リスクに対してはるかに便益が大きいと判断し、接種の開始を勧告していた。