サマリテーヌ、6月19日に新装開店

パリの老舗百貨店サマリテーヌが大規模な改修工事を経て6月19日にオープンする。サマリテーヌは2001年に仏LVMH(高級ブランド)の傘下に入り、2005年に建物の老朽化を理由として閉店となった。改修計画は文化遺産保護を訴える市民団体などとの紛争により遅れ、2015年になりようやく建築許可が最終的に承認された。サマリテーヌの150周年を記念して2020年の新装開店を予定していたが、新型コロナウイルス危機の発生を受けて、1年遅れのオープンとなった。
サマリテーヌを構成していた4つの建物のうちの一つは歴史的建造物の指定を受けている。改装工事費は7億5000万ユーロに上った。百貨店(改修前の3万m2から2万m2へ)のほかに、5つ星ホテル「シュバルブラン」(72客室)、4軒のレストラン、オフィス(1万5000m2)、保育所(80人)、低所得者向け住宅(97戸)が整備された。「シュバルブラン」の開業予定日は明らかにされていない。
2019年時点の発表によると、サマリテーヌの再開で1500人を超える雇用が創出される。このうち800人は百貨店の従業員。