全ての商店の営業再開で買い物フィーバー

フランスでは新型コロナ危機に対応した制限措置の段階的解除に伴い、5月19日から全ての商店での営業が再開されており、5月26日付のレゼコー紙によると、買い物客の出足は絶好調という。アリアンス・デュ・コメルス(百貨店などの大型店、衣料と靴のチェーン店などの業界団体が加盟する連合体)によると、初日の19日をピークに23日(日曜日)までの5日間で、販売額が前年同期比で88%増加した。また市街地、ショッピングセンター、商業地区など、出店場所にかかわらず、子供服を筆頭に全ての商品の販売が伸びたという。
家電・電子機器・書籍・CD/DVD販売大手のFNAC/Dartyでは、「パス・キュルチュール」の開始発表を背景に書籍の中で特にBDと漫画が売れ筋商品となり、またサッカーの欧州選手権を控えてテレビ受像機の売れ行きも良かったという。また、パリ・オスマン大通りの百貨店ギャラリー・ラファイエットでは、主力の外国人観光客が相変わらず不在だったが、入場者数の制限措置もあって、店外に買い物客が行列を作る場面も見られた。
このフィーバーが今後も続くか否かは明確ではないが、販売側は5月31日の「母の日」や6月23日から開始が予定される夏期バーゲンを利用して、買い物熱の長期化に期待を寄せている。