TF1、M6グループを買収へ

独メディア大手ベルテルスマンが売却先を探していた仏民放大手M6グループ(テレビ、ラジオ)について、仏民放最大手のTF1(ブイグ・グループ傘下)との独占交渉が開始されることが決まった。17日夜に発表された。
ベルテルスマンは、子会社RTLグループを経由してM6グループに保有する48%株式の売却先を探していた。計画の詳細は18日に発表される予定だが、報道によると、TF1とM6グループの合併がなされ、新会社の株式の30%程度をブイグ・グループが取得、ベルテルスマンは16%株式を維持する。上場は新会社への移行後も継続される。新会社のCEOには、M6グループのドタベルノCEOが就任し、TF1のぺリソルCEOは、ブイグ・グループのメディア部門重役として新会社の経営に関与する。
最大手のTF1と第2位のM6の合併が競争上と放送法令上の問題を引き起こすのは必至で、実現に向けて18ヵ月の期限を設定して競争当局及びCSA(放送行政監督機関)との交渉が行われる。新会社は年商34億ユーロ、営業利益4億6100万ユーロの規模になるが、広告市場における優越的地位の形成など、競争上の問題は大きい。当事者らは、米国のプラットフォームに対抗できる勢力を形成するには大手の統合以外の道はないと主張し、当局機関の説得を試みる方針。