メーデーの恒例デモに17万人が参加:極右RNは若者向け施策を約束

5月1日のメーデーの機会に、全国で恒例のデモが行われた。労組CGTの集計によると、フランス全体で17万人が参加、うちパリでは2万5000人が参加した(警察発表だと全国で10万6650人、パリで1万7000人)。参加者らは数々の政府批判を展開したが、主催の労組や参加した一部の政治家からは、特に失業保険改革への反対が強く出された。また、「黄色蛍光ベスト」派の参加も見受けられた。なお、デモの際には、デモ隊に紛れ込んだ暴徒による破壊行為も発生。全国で56人が逮捕され(うち46人がパリ)、うち14人の勾留が継続された。警察官の負傷者は6人に上った(うち3人がパリ)。
極右政党RNのマリーヌ・ルペン党首は、やはり同党の伝統行事である「ジャンヌダルク祭」の名目で、パリ市内のジャンヌダルクの像に献花を行った。ルペン党首は同日にインターネット上でメッセージを公表し、来年の大統領選挙を意識した若者向けの政策を発表。30才未満の若者による起業への支援金の支給と5年間の課税免除などの措置を約束した。若年層における支持政党でRNがトップであるとする世論調査の結果もあって、ルペン党首は若年層の掘り起こしに特に力を入れている。