左派勢力が会合、2022年の大統領選に向けた協力の可能性探る

左派勢力が17日にパリ市内で会合を開き、2022年の大統領選に向けた対応を協議した。環境政党EELVのジャド欧州議員の呼びかけに応えて、すべての勢力の代表が出席した。
大統領選挙では、前回と同様、マクロン大統領と極右RNのマリーヌ・ルペン党首の一騎打ちとなる公算が強まっている。ジャド欧州議員ら左派の諸派は、こうした形で傍流に追いやられることと、決選投票でルペン党首が勝利する可能性も否定できないことに懸念を強めており、左派陣営が団結する可能性を会合の機会に探った。
会議には、EELVの代表らのほかに、社会党のフォール第一書記や、出馬に意欲を見せるイダルゴ・パリ市長、前回の大統領選で社会党候補として出馬し、今は社会党を離れているアモン氏など、大統領選挙への出馬を目指す政治家を含めて、多くの人が集まった。左翼政党「不服従のフランス(LFI)」からは、出馬意思を表明済みのメランション下院議員は参加しなかったものの、有力者のコクレル下院議員が出席した。
会議の際に、参加者らは、左派陣営内の不毛な足の引っ張り合いは避けて、マクロン大統領と現政権に対して団結して抵抗する方針を確認。候補者をどうするかを協議する前に、政策のすり合わせを図るのが先だとの判断に立ち、5月末に再度、全体会合を開くことを取り決めた。今後に、特にEELVと社会党の間で折衝が本格化するものと予想される。