ブラジルとの就航便の運航が停止に、ブラジル変異種を警戒

カステックス首相は13日、下院における答弁の際に、ブラジルとの就航便の運航を停止すると発表した。ブラジル起源の新型コロナウイルス変異種(P1)の感染拡大を防止する目的で、当面の間、運航を停止すると説明した。14日朝の到着便を最後に運航が停止された。
P1の国内での感染は既に確認されており、最初の確認例は2月4日に遡る。ブラジルのマナウスから、フランクフルト経由でマルセイユに至った人の感染が確認された。ブラジルと関係が深いポルトガルをはじめとして、P1の感染が欧州で既に広がっているこの段階で、ブラジルに限って交通を遮断しても大きな効果があるとは考えにくいが、政府は国民の懸念にも配慮して、当座の措置として運航の停止を決めた。
折しも、フランスでの新型コロナウイルス感染症による死者数は累積で10万人を突破した。国内の集中治療室の入院患者数は5900人近くと、これまでで最高の水準に達している。