パリ16区で銃撃、1人が死亡し1人が重態

パリ16区にあるアンリデュナン病院前(ミケランジュ通り)で12日昼頃、銃撃があった。1人が死亡し、1人が重傷を負った。犯人はスクーターで逃走した。警察は、計画殺人の容疑で捜査を開始した。テロ捜査特別班ではなく、パリ司法警察(DRPJ)が捜査を担当する。
事件は12日の13時30分に発生。アンリデュナン病院前で銃撃があり、34才の男性が頭部に4発の銃弾を浴びて死亡した。同病院で警備員を務めていた女性(34)も被弾し、病院に運ばれたが、重篤な状態となっている。犯人は1人で、銃撃後に大型スクーターに乗って逃走した。行方は掴めていない。
現場はポルトドサンクルーに近い閑静な地区に位置する。アンリデュナン病院は、フランス赤十字が運営する私立病院で、老人医学を専門とするが、現在はワクチン接種会場ともなっている。警察筋の情報によると、死亡した男性はコモロ共和国出身で、警備員を職業としていたが、盗難や麻薬取引を含む複数の犯罪歴があった。負傷した女性警備員と面識があったかなど、詳細は明らかにされていない。犯罪者間の抗争である疑いが強いという。