ソシエテジェネラル、資産運用子会社リクソールをアムンディに売却へ

仏大手銀行ソシエテジェネラルは7日、資産運用子会社リクソール(Lyxor)の譲渡に向けて、仏資産運用大手アムンディと独占交渉を開始したと発表した。売却額は8億2500万ユーロで、ソシエテジェネラルには税引き後で4億3000万ユーロ程度の譲渡益が生じる見込み。2022年2月までに売却の完了を目指す。この売却は、ソシエテジェネラルの自己資本比率(CET1)に18ベーシスポイント程度の改善をもたらすという。
リクソールは1998年に発足。2020年末時点の運用資産総額は約1400億ユーロに上る。ソシエテジェネラルは2018年に、組織の簡素化と主力事業への絞り込みを柱とする再編計画に着手したが、リクソールの売却を以てこの計画がすべて完了することになる。
リクソールを買収するアムンディは、仏クレディアグリコル銀行の子会社だが、もとはクレディアグリコルとソシエテジェネラルが共同で立ち上げた会社だった。ソシエテジェネラルのウデアCEOは、リクソールが加わり、アムンディは、再編途上にある欧州市場において、パッシブ運用で最大手の地位を固めることができるとコメントした。ソシエテジェネラルはアムンディとの契約関係を維持し、今後は顧客への資産運用業務の提供をアムンディをはじめとする社外の企業の協力を得て行う。