パリ首都圏の観光客、2020年に65.4%減

パリ首都圏(イルドフランス地域圏)観光当局が3月29日に発表した速報値によると、パリ首都圏を訪れた観光客数は2020年に1750万人となり、前年比で65.4%、数にして3310万人の大幅減少を記録した。新型コロナウイルス危機の打撃を受けて、外国人観光客(78%減の490万人)と仏人観光客(56%減の1260万人)とも大幅に減少した。観光部門の収入は前年比で155億ユーロ減の64億ユーロへ後退した。うち、外国人観光客の減少に伴う減収分が115億ユーロを占めた。
宿泊施設では延べ宿泊日数が前年比で68%減少。特に、高級ホテルで、外国人客(観光客とビジネス客とも)の減少の影響が顕著だった。美術館や観光施設も入場者数の減少が目立ち、ルーブル美術館とポンピドゥー・センターで72%減、オルセー美術館で76%減、ベルサイユ宮殿で76%減、フォンテーヌブロー宮殿で70%減をそれぞれ記録した。
イルドフランス地域圏のペクレス議長は、困難な状況に置かれた観光部門のために100億ユーロ規模の援助を行うよう、国に対して呼びかけた。