フィリップ・グルック氏の猫の彫刻、シャンゼリゼで展示

ベルギーの漫画家フィリップ・グルック氏による野外彫刻展が26日、パリのシャンゼリゼ大通りで始まった。同氏の有名な風刺漫画「Le Chat(猫)」の登場猫を象った大型のブロンズ像20体が6月9日まで展示される。見学は無料。
この彫刻展は本来、1年前に開催されるはずだったが、新型コロナウイルス危機に伴い延期されていた。ブロンズ像は高さが2メートル、重量は1体につき2.5トンに上り、地下を走るメトロ1号線の天井に負担がかからないよう、負荷を分散する台座を置いて設置された。
グルック氏は66才、テレビ番組のコメンテーターなど、漫画作品で知られる独特のユーモアを生かした活動でも広く知られる。2024年にブリュッセルに「Le Chat美術館」をオープンする計画を進めており、その資金調達を兼ねて巡回展を企画。シャンゼリゼの展示はその皮切りで、後に地方と外国で展示されることになっている。ブロンズ像は売り物でもあり、1体30万ユーロで買い手を募っている(既に売約済みのものもある)。グルック氏は、「3体お買い上げなら割引します」と約束している。