クールベ、中国進出を準備

合成ダイヤモンドの宝飾ブランド「クールベ(Courbet)」が中国進出を計画している。初の国際進出先として、成長が見込める中国市場を選んだ。
クールベは2018年に設立の新興ブランド。先に行った850万ユーロの資金調達にはシャネルも出資したと報じられている。同じ資金調達の際には、中国のHylink(デジタル広報エージェンシー)も出資しており、その協力を得て中国市場進出を目指す。新型コロナウイルス危機絡みで、当初日程に比べて遅れが生じたが、5月には上海に現地子会社を設立し、オンライン販売を開始する準備を整える。中国市場では、280ユーロ程度の3コレクションを若い世代向けに、より高級な2000-1万5000ユーロのシリーズを35-40才向けに発売し、反応を窺う計画という。
クールベは今のところ、年商が500万ユーロ未満というが、4年後に年商3000万ユーロの達成を目指している。うち75%をオンラインで達成する(現在は25%)計画で、中国進出はこの目標に沿った事業展開となる。合成ダイヤモンドの製造は、大粒(7-10カラット)はロシアで、小粒のものは米シリコンバレーで行っているが、2022年末に「フランス製」の合成ダイヤを販売することを目指して、提携先企業において試験を進めている。