未成年者の重大事件、発生相次ぐ

未成年者による重大事件の発生がこのところ相次いでいる。
9日には、14才の少女がパリ近郊アルジャントゥイユ市(バルドワーズ県)のセーヌ河から遺体で発見される事件があった。同じ学校の男女2人(いずれも15才)が殺人の容疑で逮捕された。死亡したアリシャさんは2人の容疑者から嫌がらせを受けており、2人は、スナップチャットのアカウントを乗っ取り、盗んだ被害者の写真を公開するなどしていた。先週には校内で被害者と容疑者の女生徒の間で喧嘩があり、10日に呼び出しの上で処分を決めることになっていた。恋愛関係のもつれがあったともみられている。9日に、容疑者らは被害者を暴行の上で川に突き落としたものとみられており、捜査当局は10日、殺害を計画しての犯行だったと断定し、計画犯罪で訴追する方針を明らかにした。
それとは別に、中学生から高校生にかけての未成年者が関わるグループ間の抗争事件も多数発生している。8日には、首都圏のシャンピニーシュルマルヌ市(バルドマルヌ県)で、14才と16才の少年が重傷を負う事件が発生した。この種の事件としては、パリ郊外エソンヌ県内で2月末に14才の少女が死亡した事件があり、1月にパリ市内で発生した暴行事件も記憶に新しい。保守派の野党勢力を中心に、政府の無策を追及する批判の声も上がっており、政府は5月1日に対策プランを公表する予定で、準備を進めている。