OVHクラウド、上場を検討

仏OVHクラウドが上場を検討している。ロイター通信の報道を同社が認めた。
OVHクラウドは、クラウドサーバーの提供(IaaS)で欧州大手で、世界でも第8位に位置する。同社は、上場を一つの選択肢として検討していると認めた上で、上場する場合にはパリ株式市場(ユーロネクスト)で行い、上場後も創業者のクラバ一族が過半数株式を確保すると説明した。
同社は2016年に2億5000万ユーロを投資ファンド2社(KKR、タワーブルック)から調達。評価額10億ドル越えのユニコーン企業との呼び声も高い。多大な投資を必要とするクラウド業界において、十分な資金の確保は成長の要となり、その手段の一つとして上場が検討対象になっている。上場では、会社の評判を高める効果も期待でき、国際進出において有利になりうる。
OVHクラウドは、2019年の時点で、2021年までに年商10億ユーロ突破を目標に掲げていた。同社は現在、この目標について再確認をしていない。