小学校での新型コロナウイルス検査の実施拡大、実現に疑問も

ブランケル教育相は1日、学校訪問を行った機会に、小学校における新型コロナウイルス検査の組織的実施に関する方針について説明した。政府は、小学校における検査徹底を、感染拡大が目立つ中で授業を継続する上での重要な手段として位置付けている。小学生が抵抗なく行えるように配慮し、ぬぐい棒は用いずに、唾液採取による検査を行うという新機軸を打ち出した。学校休暇が終了する地域から、2月22日より段階的な導入が開始されており、3月半ばには、1週当たり30万回、月間ベースだと100万回以上が実施されることになる。検査は希望者のみ行い、強制はされない。生徒と教員の両方が対象になる。ちなみに、3月8日の時点で、すべての地域の学校休暇が終了すると、就学中の小学生の数は600万人余りに上ることになる。
検査の組織的な実施は、現場の教員らが以前から求めていた措置ではあるが、具体的な実施の手順が現在も不明確なままであり、教職員らの懸念を誘っている。目標の週30万回の検査実施を危ぶむ声もある。ブランケル教育相は、検査体制に懸念はないと説明。検査を行うのは医療関係者であり、教職員に仕事を押し付けることはしないとも説明し、1700人の係員を順次確保して体制を整えると明らかにした。今のところ、検査はリスクの高い地方から優先的に行われており、手順などについて知らされていない教職員らは多い。