ダンケルク都市圏でも週末ロックダウン、他の地域にも拡大か

ベラン保健相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大が目立つ北仏ダンケルク市(ノール県)を訪問した機会に、ダンケルク都市圏を対象とする追加制限措置を発表した。南仏ニース市を含むアルプ・マリティム県の海浜地区を対象に導入されたのと同じ措置を適用する。
具体的には、26日(金)に始まる週末から、週末限定で外出制限措置が導入される。面積5000平方メートルを超えるショッピングモール・大規模店舗(食品小売除く)の営業も禁止される。その一方で、同都市圏ではワクチン接種キャンペーンが加速される。
ダンケルク都市圏では、1週間で新規感染者が100人に1人という極めて高い水準に達している。英国由来の変異種が完全に主流となり、感染の勢いが高まっている。政府はこれまで、本土については全国一律の措置を適用する方針で臨んできたが、先にアルプ・マリティム県で地域対象の追加制限を導入して方針を転換、今回ダンケルク都市圏にも適用することで、対象を広げた。
カステックス首相は25日18時に記者会見を開き、今後の方針について明らかにする。ベラン保健相は、南仏のプロバンス・アルプ・コートダジュール地域圏、北東地方のグランテスト地域圏、ダンケルク都市圏が含まれる北仏のオードフランス地域圏、そしてパリ首都圏(イルドフランス地域圏)では、感染状況が厳しい地域がみられると指摘。来週にも追加措置が導入される可能性を示唆した。21日までの1週間では、人口10万人当たりの新規感染者数が250人を超えている県が、パリを含めて10数県を数えている。