エソンヌ県で中学生の抗争相次ぐ、2つの事件で2人が死亡

パリ南郊外に位置するエソンヌ県で22日から23日にかけて、敵対するグループ間の抗争が相次いで発生した。2つの別な事件で中学生が2人死亡した。ダルマナン内相は23日夜に現地を訪問し、警察官100人程度の増員を予告した。
22日午後には、サンシェロン市内で抗争があり、14才の女子中学生が刃物で刺されて死亡した。近隣のドゥルダン市に住む中学生を中心とするグループが同市に赴き、地元のグループと喧嘩に発展したとみられている。事件後に13才から16才までの6人が逮捕され、取り調べを受けている。
23日午後には、ブシーサンタントワーヌ市の市営プール前で喧嘩があり、14才の男子中学生が刃物で刺されて死亡した。ほかに2人が負傷、うち1人は重傷を負って入院中。事件後に、直接の犯人とみられる15才の少年が自首し、ほかに6人が逮捕された。事件があったブシーサンタントワーヌ市を挟む形で位置するエピネースーセナール市のビエイエ地区と、カンシースーセナール市のレシネアスト地区のそれぞれのグループの間の抗争とみられる。両地区の間の対立関係は根深く、2000年にも同様の抗争が発生していた。
郊外地区の若者グループ間の対立は以前から存在していたが、近年は低年齢化と凶悪化が目立っている。年齢が低すぎるために警察による現状把握が難しいという問題も生じている。