インフルエンザの感染途絶える

当局の集計によると、この冬にはインフルエンザの流行が発生していない。インフルエンザは例年、12月末または1月初めに流行が観測されるが、2月7日時点での患者数は僅か20人で、このうち少なくとも2人は帰国者だった。胃腸炎、気管支炎、水疱瘡など、秋冬に流行る感染症の発生も例年よりも少ない。マスク着用、社会的距離の維持、手洗い、空気の入れ替え、テレワークの奨励など、新型コロナウイルス危機への対策が、流行疾患の発生を防止していると考えられる。ただし、今後に流行が発生する可能性は残る。
南半球でも冬季にインフルエンザの流行はなかった。世界保健機関(WHO)は12月末に、北半球でインフルエンザのウイルスの活動は例年を下回ると報告していた。ただし、南アジア及びアフリカ西部ではインフルエンザの感染が見受けられるという。