6月の地域圏議会選挙、現職有利の展開に

経済紙レゼコーは29日付で、6月に行われる予定の地域圏議会選挙に関する支持率調査の結果を報じた。現職有利の展開が予想される。
この調査は、22日から26日まで、5073人を対象に実施された。全体の支持率を見ると、保守野党の共和党と極右RNがそれぞれ22%で並び、与党LREMと中道MODEMが18%で続いた。社会党(協力する左派諸派含む)は12%だが、環境派政党EELVも12%で社会党に追いついた。左翼政党「不服従のフランス(LFI)は7%だった。
全国12の地域圏では、いずれも左右の現野党勢力が政権を握っている。全体の傾向が示す通り、マクロン大統領の与党勢力は振るわず、極右RNにしても、2回投票制の壁があって政権獲得は困難であり、マクロン政権への批判票を吸い上げることができる立ち位置にある現職の優位は動かないものとみられる。現職議長の支持率は、平均で67%とかなり高く、地域圏別では、グランテストのロトネール議長(共和党)が74%で最も高く、以下、オードフランスのベルトラン議長(保守系)が73%、ペイドラロワールのモランセー議長(共和党)の70%が続いた。半面、半数の有権者が自らの地域圏の議長の名前を知らず、総じて知名度はかなり低いという結果が得られた。オーベルニュ・ローヌアルプ地域圏のボキエ議長(共和党)は知名度が74%と例外的に高いが、支持率は逆に65%とむしろ低い。
地域圏議会選挙は県議会選挙と同日に実施され、いずれも2回投票制で行われる。新型コロナウイルス危機を受けて、当初の3月実施が6月に延期される方針が固まっているが、感染状況によっては6月開催がさらに見直される可能性も残る。