パリ15区で中学生が集団暴行を受ける事件が発生

パリ市内で中学生が集団暴行を受けた事件が大きく報じられている。22日になって暴行の様子を撮影した監視カメラの映像がインターネット上で出回り、騒ぎが大きくなった。
事件は15日の18時30分頃に発生。15区のボーグルネル地区内で、ウクライナ系の中学生ユリイくん(15)がバットなどを持った数人のグループに襲われて重傷を負った。市内の病院に入院し、治療のために昏睡状態に置かれていたが、24日までに意識を取り戻した。後遺症が懸念されている。
監視カメラの映像が出回るに及んで、24日には著名人からの支援のメッセージが多数寄せられた。大統領府も家族と接触して、支援の念を伝えたといい、政府は真相究明に全力を尽くすと約束した。
当局は事件直後から事件の捜査を開始。事件の詳細はまだ明らかになっていないが、居住地区の違うグループ同士の間の抗争が背景にある可能性が指摘されている。また、監視カメラの映像は、警察当局が保有するものであり、警察の不正行為を捜査する内務省の部署であるIGPNは、流出に至る不正行為に警察官が関与していた可能性を調べる捜査を別途開始した。