ポンピドー・センター、改修のため3年間閉鎖へ

パリのポンピドー・センターが改修のため長期閉鎖されることが決まった。バシュロ文化相らが25日に発表した。2023年末から2026年末まで3年間に渡り工事が行われ、開館から50周年を迎える2027年初頭に再オープンする。
ポンピドー・センターには国立現代美術館に加えて図書館が入居している。レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計を手掛けたユニークな建物だが、開館以来で大規模な改修が行われておらず、経年劣化による腐食等が目立っていた。公開を続けながら段階的に改修する選択肢もあったが、バシュロ文化相は、時間が短くて済み、費用もわずかに安いことから、全面閉鎖による改修を決めたと説明している。
工事では、アスベストの完全除去と、安全基準の遵守徹底、現行のエネルギー効率やバリアフリーの規格達成も図られる。閉鎖期間中には、上海などにある分館での展示をはじめとして、所蔵作品の世界的な規模での貸与が行われる予定。工事費用は2億ユーロに上る見込み。