新型コロナウイルスワクチン、2回接種の間隔を42日間に

HAS(保健高等機関)は23日、新型コロナウイルスワクチンの接種に関する見解を公表した。2回接種の間隔を広げるよう勧告した。
現在、フランスをはじめとする欧州連合(EU)諸国では、ファイザー・ビオンテックとモデルナのいずれもmRNAワクチン2種による接種が行われている。その入荷のペースが遅いことが欧州全体で問題視されるに至っており、感染力が強いとされる変異種の感染拡大とも相まって、接種のスピードアップが課題になっている。そうした中で、HASは、当初のペースよりも2回接触の間隔を広げることにより、予防効果を最大限にすることよりも、少しでも多くの人を接種の対象とすべきだと勧告した。
現行の方針では、28日間の間隔を開けて、2回接種を行うことになっている。HASはこれを42日間間隔とすることを提案した。これだと、切り替え後の最初の1ヵ月間で接種者数を70万人増やすことが可能になるという。28日間間隔の2回接種は、予防効果を最大化できることを理由に選ばれたが、これを42日間に広げることで効果が落ちるリスクについては、もともと臨床試験において、19-42日間の間隔にて効果が認められており、問題はないとの説明がなされている。