第3次ロックダウン、近く導入の見通しに

第3次ロックダウンが不可避とする見方が強まっている。アタル政府報道官は24日、夜間外出禁止令の効果が出揃うこの数日中が決定の山場になるとの見方を示した。現時点では、27日に決定を下し、週末から来週にかけての導入が順当とみられている。
現在、新型コロナウイルス感染症の入院患者数は2万5864人まで増加。新規の感染確認数は1日平均で2万119人(23日)と2万人を超えた。これは、第2次ロックダウンが決まった10月末の5万人超と比べると少ないものの、感染力が50%強いとされる英国由来の変異種の感染拡大が懸念材料となっている。7日と8日の両日に全国で行われた調査では、感染者数の1.4%が変異種と推定され、パリ首都圏ではこの割合は7-9%と高い。有識者委員会のデルフレシ委員長は24日、これらの数字を紹介しつつ、現在の状況を「第2のパンデミック」と形容、状況が悪化する前に対策を講じるべきだと強調した。
第3次ロックダウンの導入に当たっては、長引く制限措置に疲弊した国民の感情に配慮した形とすることが課題となる。詳細は今のところ不明だが、学校の授業が継続された第2次ロックダウンの制限措置に近いものとなることが予想される。