政府、再ロックダウンの是非を近く決定へ:手製マスクは禁止

ベラン保健相は21日夜、民放大手TF1とのインタビューに応じた機会に、新型コロナウイルス対策について説明した。英国由来などの変異種の感染力が強いことを強調しつつ、感染状況の推移を見て、必要があれば翌週中に制限強化を決めると予告した。過去に2回適用された外出制限を再導入する可能性を否定しなかった。
それに加えて、一連の強化が数日中に適用される。まず、「濃厚接触」の定義が強化され、マスクなしで1メートル以内に接近して一定時間を過ごすという現行定義が、「2メートル以内」に強化される。これにより、濃厚接触者としてPCR検査を受ける義務が生じる人が増えることになる。濃厚接触者の特定を行う調査員の増員も図られる。
また、手製マスクを規格外とし、マスク着用を認めない旨も決まった。22日の政令により適用される。3ミクロンの粒子を90%以上遮蔽できる「一般向け第1種」マスクか、それ以上の性能を有するマスク(サージカルマスクなど)の着用のみを認めるという趣旨。マスクの性能に依拠して違反を摘発するのは技術的に容易ではないと考えられるが、首相府はこれについて、国民に一層の注意を呼びかけるのが目的だと説明している。
これと絡んで、マクロン大統領は21日の欧州理事会の会合の機会に、欧州連合(EU)域外からの入国者に義務付けている措置(72時間以内に行われたPCR検査陰性、7日間の自主隔離を経て再度陰性)を、EU域内からの入国者にも適用すると発表した。23日より適用される。陸上国境においては適用が免除され、国境をまたぐ就労者にも適用されない。