仏政府、ワクチン接種キャンペーンの加速を約束

近隣諸国に比べてフランスでワクチン接種が遅れている問題で、ベラン保健相は1月5日、キャンペーンを加速すると約束した。
フランスでも、欧州連合(EU)の他の加盟国と同様、12月27日に予防接種キャンペーンが始まったが、高齢者施設(EHPAD)を対象にし、本人の同意の取得や問診の実施など手続きを複雑にしたこともあり、これまでのところ、実施の規模が小さいままに留まっている。その一方で、早期の接種を望む人々もかなり多く、政府の対応を批判する声も上がっていた。
政府は既に、全国の医療機関100ヵ所において、医療関係者を対象にした接種キャンペーンに前倒しで着手。ここでは、50才以上の医療関係者と、健康上の問題を抱えた医療関係者が対象になっている。医療機関におけるキャンペーンはさらに拡大され、保健相は、介護士や消防士も、医療機関における接種の対象にすると発表した。
保健相はさらに、今月中に、75才以上の高齢者を対象にした次段階のキャンペーンを前倒しで開始すると予告。施設入居者以外の高齢者を対象にした全般的なキャンペーンの開始となる。500万人が対象となり、ここでどのような体制で進められるかが注目されるが、詳細は明らかにされていない。健康上の問題を抱えた一般人についても、通院先の病院で接種が行われる。保健相はまた、接種を望む一般人のために、リストへの登録受付をオンラインにて開始すると予告した。