シャルリー・エブド編集部襲撃事件:一連の有罪判決

パリ特別重罪院は16日、2015年1月に発生した一連のテロ事件の裁判で判決を下した。14人の被告人のうち13人に有罪判決を言い渡した。
この裁判では、クアシ兄弟によるシャルリー・エブド編集部の襲撃事件と、それに続いて発生したクリバリによる一連のテロ事件(市営警察官の殺害事件とユダヤ食品店の襲撃事件)が対象になった。一連の事件では合計で17人の被害者が死亡。実行犯であるクアシ兄弟とクリバリは共に事件で死亡しており、3人に協力した者たちが被告人となった。
14人の被告人のうち、3人は逃亡中につき欠席裁判となったが、一連の事件の首謀者と目されるベルシン被告人には終身刑(うち22年が減刑不可)が、クリバリの内縁の妻であるブーメディエン被告人には禁固30年(うち3分の2が減刑不可)がそれぞれ言い渡された。欠席裁判の残りの1人の被告人は、関連裁判で既に有罪判決を受けており、一事不再理を理由に無罪判決を受けた。3人の被告人については既に死亡している可能性も取り沙汰されている。
実際に裁判に出廷した11人の被告人のうち、ポラト被告人は、すべての事件の共犯として禁固30年の有罪判決を受けた。それ以外では、「テロ協力」の罪状にて有罪判決を受けたのは3人に限られる(禁固13-20年)。残りの被告人は、通常の犯罪協力の罪状にて、禁固4-10年の有罪判決を受けた。
ポラト被告人は弁護士を通じて、判決を不服として控訴すると予告した。事件の重大さからこの裁判への関心は高かったが、事件の背後関係を明るみに出すことに成功したのか、疑問視する向きもある。