ダッソー、ビジネスジェット「ファルコン6X」をロールアウト

仏ダッソーアビエーションは8日、新開発のビジネスジェット「ファルコン6X」のロールアウト式典を行った。新型コロナウイルス危機の中でもあり、30分間の動画公表を核とするバーチャル方式にて行った。
ファルコン6Xは、長年の提携先であるプラット&ホイットニー社製のエンジンを採用。航続距離は1万184kmと長い。キャビンが幅広でゆったりしているのが特徴で、12時間に及ぶフライトを快適に過ごせるインテリアを追求した。
機体はボルドー近郊のメリニャック工場で製造される。現在、3-4機が製造中で、これらについては米アーカンソー州リトルロック拠点のチームをメリニャック工場に招いてインテリアの整備を行わせる。量産段階では、メリニャック工場で組み立てた機体のインテリアをリトルロックで完成させる。
ファルコン6Xの開発は2018年2月に開始。予定通りに、初飛行を2021年1-3月期中に終えて、2022年末の就航を目指す。既に複数の受注が得られている。
新型コロナウイルス危機で航空需要が冷え込む中で、ビジネスジェットの運航は現在、前年比で80%と高めの水準を維持している。国境閉鎖や衛生検査等の解除や緩和を経て最初に回復するのはビジネスジェットの運航とみられており、ダッソーは、危機後の新局面をむしろ好機と捉えて、ファルコン6Xの売り込みを図る。