マクロン大統領、若者向けのインタビューに臨む

マクロン大統領は4日、ニュース動画配信サイト「Brut」とのインタビューに応じた。インタビューはライブ配信された。
大統領は、若い世代と、左寄りの層との関係を改善することを目指して、若い世代が主に利用するメディアを通じて呼びかけることを選んだ。パリ市内で発生した警察官による暴力事件について、大統領は、何事もあの行為を正当化しえず、警察官は模範的でなければならない、と述べて事件を改めて糾弾。「警察の暴力」があるかと問われた大統領は、「警察官の暴力」と言い直した上でこれを対処すべき問題として認めた。「警察の暴力」という言い方は、自分として特に不都合は感じないが、この言葉を用いる者たちは、政治的な意図からスローガンとして掲げている節があるので、それには賛同できないと述べた。大統領はその上で、警察官を狙った暴力があることも問題視し、懸案の治安法案第24条については、「今後とも、ジャーナリストや市民たちが職務中の警察官を撮影し、流布することができるようにする」と約束し、鎮静化を促した。
大統領は同じ機会に、2021年1-3月期に、不安定な状況にある若年者向けに特別手当(150ユーロ)を支給すると約束。また、大学の授業再開を、当初予定の2月より早めて1月中にすると予告した。大統領はまた、移民系の人が警察の職務質問をより多く受けている現状を問題視し、人種差別案件の通報を受け付けるプラットフォームを開設し、国が運営すると予告した。