Wishの欺瞞的商行為、当局機関DGCCRFが摘発

経済省下の詐欺行為調査部署であるDGCCRFは11月30日、ECサイト「Wish」に関する調査結果を司法当局に提出したと発表した。欺瞞的な商行為など違反が多数発見されたという。責任追及の是非は司法当局に委ねられた。
Wishは米ContextLogic社が運営するマーケットプレイスで、格安品を楽しく購入できるのが売り物となっている。DGCCRFは、同サイト上の9000件に上る出品について調査し、組織ぐるみの違反行為があるとの結論に達した。これによると、出品の8割超は恒常的に特売となっており、時に70-80%安と表示されているが、実際には、値引き前価格が異様に高く設定されており、他社のサイトで購入した方が安い場合も多い。DGCCRFはこれを、消費者に対する欺瞞行為であると同時に、不当競争行為であると糾弾している。さらに、実際には在庫切れであるのに、著名ブランドの製品を客寄せのために出品するという手口や、ブランド品の模造品を出品するなどの違法行為も見受けられた。仏国内向けのサイトにおいて、商品説明が英語でなされているケースもあった。
ContextLogic社はこの件についてコメントに応じていない。司法当局の決定次第では、最大で年商の10%に上る罰金処分が言い渡される可能性もある。