ニエル氏らがSPAC設立、消費財の製造・販売部門に投資

大物実業家のグザビエ・ニエル氏とマチュー・ピガス氏は、小売分野の著名実業家であるモエズアレクサンドル・ズアリ氏と組んで、SPAC(特別買収目的会社)を設立することを決めた。ESG重視の消費財の製造・販売部門に投資する。
ズアリ一族は、モノプリ・フランプリ(スーパー)のパリ首都圏におけるフランチャイズ事業を掌握、冷食大手ピカールのオーナーとしても知られる。ニエル氏とピガス氏は、メディア事業に投資するSPACのメディアワンを立ち上げた実績があり、今回、消費財分野で新たなSPACの「2MXオーガニック」をズアリ氏と共に設立する。3氏はそれぞれ200万ユーロを投資して、SPACの20%株式を合同で確保。11月30日より、総額2億5000万ユーロ(3億ユーロまでかさ上げ可能)の調達に着手する。募集は12月7日に締め切り、10日にはパリ市場で上場する。今年のパリ市場における最大のIPO案件となる。
2MXオーガニックは、最初の投資を2021年中に行う予定。ズアリ氏は2MXオーガニックのCEOを務め、買収案件では自らも3000万ユーロの投資を別途行う予定。