ラグビーのクリストフ・ドミニシ氏が転落死、自殺か

ラグビー選手として活躍したクリストフ・ドミニシ氏が24日、パリ西郊サンクルー公園内で遺体で発見された。48才だった。司法筋によると、公園内の使用されていない建物から飛び降り、10メートル下に転落して死亡したとの目撃者の証言がある。自殺である可能性がある。
ドミニシ氏は1972年に南仏のトゥーロン市で生まれた。地元では不良少年として知られ、1989年にサッカー選手となった。1993年にラグビーに転身、それ以来、2008年まで競技者を続けた。1.73メートル、81キロと小柄で、ウイングとして活躍、一般には、1999年のラグビーW杯で、ニュージーランドを準決勝で破る金星の立役者として広く知られるようになった。所属チームのスタッド・フランセで5回の優勝(1998、2000、2003、2004、2007年)を経験、フランス代表チームでは1998年から2007年まで67試合に出場し、6ヵ国対抗(5ヵ国対抗時代を含む)で4回の優勝(1998、2004、2006、2007年)を達成するなど、フランス・ラグビーのスターの一人として活躍した。
その豪胆な外観とは裏腹に、親しい仲間たちは、ドミニシ氏がトラウマを抱え、傷つきやすい人物だったと証言している。2009年までスタッド・フランセの監督を務めた後は、解説者としての仕事を除けばラグビー界からは遠ざかっており、去る6月には、ASベジエ(2部リーグ)の買収を試みたが失敗していた。