パリ・レピュブリック広場の難民強制排除、非難の対象に

パリのレピュブリック広場で23日夜、野営を試みた難民らを機動隊が強制的に排除する一幕があった。介入が暴力的であったことが物議を醸しており、ダルマナン内相も24日未明に、状況の調査を命じたことを明らかにした。
23日の19時頃、レピュブリック広場には、市民団体等の支援を受けた難民ら450人程度が集まり、テントを広げるなどして野営を始めた。パリ警視庁はごく短時間で機動隊を投入し、強制排除に着手した。介入の様子を撮影した動画が複数出回り、逃げる難民を故意に転倒させるといった隊員らの行為に批判が集中した。
警察はこれより前、17日の時点で、パリ北郊のサンドニ市内で700人から1000人程度の難民の強制排除を実施。それ以来で、行き場を失った難民らが様々な場所に集結しては、当局が強制排除を行うという状況が繰り返されている。当局は難民らに収容先をあっせんしたと主張しているが、収容施設は飽和状態にあるといわれ、解決のめどは立っていない。