マクロン大統領、再ロックダウンの段階的な緩和について発表

マクロン大統領は11月24日夜、国民向けのテレビ演説を通じて、再ロックダウンの段階的な緩和について説明した。11月末と12月中旬に2段階で緩和を進める。レストランの営業再開は1月20日以降に先送りとした。
まず、11月28日(土)朝より、すべての商店の営業再開が認められる。営業再開に当たっては従来よりも厳しい衛生基準の達成が求められる。詳細は後に発表される予定だが、1人当たりの売り場面積最低限を従来の2倍の8平方メートルとすることが求められる見通し。また、宗教施設における宗教行事も、30人を上限として再開が認められる。図書館の再開も認められる。学校では、屋外のスポーツなどの活動が28日から再開される。
28日以降も外出・移動制限は継続され、自主申告の証明書の携行が引き続き義務となる。ただし、健康のための外出の制限は緩和され、従来の「半径1km・1時間以内」が「20km・3時間以内」に改められる。
続いて、12月15日からは、感染状況の改善が続いていることを条件として、さらに一連の緩和がなされる。まず、外出・移動制限が解除され、証明書の携行は必要なくなる。長距離の移動制限も解除され、年末年始の帰省等のための移動が可能になる。ただし、夜間外出禁止令(21時-7時)が再導入される。他方、美術館・博物館、映画館、劇場等の再開もこの日から可能になる。学校では、屋内のスポーツ等が15日に再開される。クリスマスイブと大晦日については夜間外出禁止措置が例外的に解除される。
レストランのイートイン営業とスポーツジムについては、感染状況を見て可能であるなら1月20日に再開するとの展望が示された。バーとディスコ・ナイトクラブについては営業再開の展望は示されなかった。スキー場についてはやはり1月半ばという再開のめどが示され、書き入れ時であるクリスマス期間中の営業再開の期待はなくなった。
マクロン大統領はまた、ワクチン接種を年内に開始できるとの展望を示した。義務化はしないとも説明した。