グランフレの乾物部門、PAIパートナーズが60%株式を取得

食料品販売のグランフレ(Grand Frais)の乾物部門であるEEF(ユーロ・エスニック・フーズ)の60%株式を投資ファンドの仏PAIパートナーズが取得した。創業者であるバドゥリアン兄弟が残りの40%株式を維持し、引き続き経営に当たる。出資は評価額を10億ユーロ強に設定してなされたという。
グランフレは、郊外型の大規模店舗(1000平方メートル程度)だが、地産地消の製品を中心にした公営市場に似た店舗デザインを採用、近年勢力を伸ばしている。全国に235店舗を展開、年商は24億ユーロに上る。GIEと呼ばれる連合組織を採用している点もユニークで、生鮮品(乳製品、海産物、青果)を担当するProsol、食肉を担当するDespi、そして乾物を担当するEEFにより連合組織は構成されている。年商では、Prosolが16億ユーロで最も大きく、EEFの年商は4億5000万ユーロに上る。EEFは、年商の90%をグランフレの事業で達成、残りの10%を、法人向けの卸売事業等で達成している。数年前からは企業買収を通じて製造事業にも乗り出している。グランフレは毎年20店舗程度を出店しており、PAIパートナーズの出資はこうした成長戦略の支えになる。
なお、Prosolの過半数株式を2017年に取得したアルディアン(資産運用)は、売却先を探しているといい、これまでに数件に上る関心表明を得たとされる。PAIパートナーズもProsolへの出資に関心を示しているという。