パリ市内の飲食店、22時から6時まで配達を含めて営業禁止に

パリ警視庁は5日、パリ市内における店舗の夜間営業禁止措置を公示した。22時から6時まで、食料品と酒類の販売を禁止し、同じ時間帯に公道における飲酒を禁止した。首都圏で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中で、パリ市の了解を得た上で、制限措置を一段と強化することを決めた。
外出制限の再導入に伴い、それまで有効だった夜間外出禁止令は解除されており、健康維持を目的とする散歩等(半径1km以内、1時間以内)は夜間においても行うことができるようになった。その一方で、飲食店は、テイクアウトと配達であれば営業を継続することが認められているが、特に夜間に、店の前に顧客や配達員が密集する状況が出現していることが問題視されており、これを排除する目的で、新たな制限措置が決まった。22時から6時までの時間帯には、テイクアウト・配達であっても飲食店の営業は禁止され、配達も認められなくなった。また、同じ時間帯について公道での飲酒を禁止し、外出制限の精神に即さない屋外での集合をより厳しく排除する方針を示した。
2度目の外出制限においては、学校の授業が継続されており、工事など多くの事業が継続されていることもあり、また、外出制限慣れも手伝って、国民の間では外出を極力制限しようとする意志が希薄になっている。医療機関の状況は一段と厳しくなっているものの、外出制限による感染の鎮静化の効果はまだ得られていない。