再ロックダウン、都市交通公共機関は今のところ平常運転

再ロックダウンの中で、都市交通の公共機関の需要は大きく衰えていない。3-5月の前回ロックダウン時と比べて、国民が外出をさほど控えていないことをうかがわせている。
パリ首都圏では、前回ロックダウン時には、利用客数は定員比で5-10%程度の水準に留まった。しかし、11月2日以降は30%から50%(朝6-9時のピーク時間帯)の水準が続いている。パリ首都圏以外の地方都市でも状況は似通っており、トランスデブ社(ナント、モンペリエ、グルノーブル、ルーアン、サンテティエンヌなど)は平時比で40-60%、ケオリス社(リヨン、リール、ボルドー、レンヌなど)は前年同期比で45-60%程度だと証言している。
こうした状況で、運行各社はいずれも、対応を決めかねている。前回ロックダウン時には、各社とも早い段階で平時の3分の1程度の運行までペースを落としたが、今のところは各社とも、通常の運行水準を維持している。通勤・通学の足を奪わないようにピーク時間帯の運行確保は必須として、それ以外の時間帯をどうするかを、実績を見ながら来週以降に決定する方針。