トルコ、戯画問題でフランスを批判:イスラム諸国にボイコットの動き

教員刺殺事件を契機に、一部のイスラム諸国でフランスを攻撃する動きがある。特にトルコのエルドアン大統領が積極的にマクロン大統領を攻撃している。フランス製品をボイコットする動きも広がっている。
トルコのエルドアン大統領は23日の時点で、マクロン大統領は「頭がおかしい」などと発言。エルドアン大統領は、マクロン大統領が殺害された教員の追悼式の際に、戯画を描く自由を擁護する姿勢を再確認したことについて、イスラム教を侮辱するものだなどとして非難した。
フランス政府は24日の時点で、在フランスのトルコ大使を呼び出して、エルドアン大統領の発言に対して厳重に抗議した。しかし、事はこれで収まらず、フランスに対する非難がイスラム諸国の中で広がっており、SNS上では、フランス製品のボイコットの呼びかけなどが広がっている。マクロン大統領は25日までにツイッターとインスタグラムを通じて、「ヘイトスピーチは決して容認せず、分別のある議論を擁護する」、「平和の精神においてすべての差異を尊重する」などと見解を仏英アラビアの3言語で表明し、冷静な対応を呼びかけた。
仏外務省筋によると、フランスの閣僚らに対する脅迫も多数寄せられているという。イスラエルのフランス大使公館前では反仏抗議行動も行われた。識者らは、トルコのエルドアン政権が、カタールやムスリム兄弟団など関係が深い勢力の協力を得て、イスラム世界で積極的なキャンペーンを展開している模様で、「フランスではムハンマドの戯画を必修で学校で教えることが決まる」などとするデマもSNS上で出回っているという。